お仕事小説 おすすめの10選【仕事のモチベーションが上がる】

お仕事小説を読んだ後ってモチベーションあがりませんか?主人公が困難にぶつかって乗り越えていく姿には元気と勇気を貰えるし、明日から自分もやってやろう!って気分になれます。

今回はおすすめのお仕事小説を紹介します!

もし気に入った作品があったら是非読んでみてください。

お仕事小説 おすすめの10選

わたし、定時で帰ります

定時で帰ることを目的として働いてきた主人公があるプロジェクトのチーフとなり、主人公とは対照的な無能な上司とぶつかりながら働いていく物語。

物語のテンポが良く、清々しいほどの疾走感でした。痛快な主人公の行動は真っ直ぐで、読んでいるととても心地いい。仕事の時間管理や生産性について考えさせられる一冊です。

「会社のために自分があるんじゃない、自分の為に会社があるんです」「真に恐ろしいのは無能な上司なり」などなどスッキリする名言がたくさんあり、面白いです。

風は西から

ブラック企業で働き、過労自殺した男性健介の彼女である千秋を主人公にした遺族と企業との戦いの物語。

ブラック企業である山背のブラックな職場環境の描写や、社員が正常な判断力を失う過程がとてもリアリティがあります。過労自殺してしまう人は、気持ちが弱いから“死”を選択するのではなく、正常な判断が出来なるなるくらいの状態になってしまうのだと痛感しました。

健介が働くブラック企業と、千秋が働く優良企業との対比も、作中で上手く描写されているので、より物語に引き込まれます。作者の筆力に圧倒される一冊でした。

辞令

左遷人事を言い渡された主人公が、その背景を探る中でファミリー企業における足の引っ張り合いに巻き込まれていく経済小説。

本作品は昭和時代が舞台だけれど、主人公が左遷させられる事情や人間関係の複雑さには、現代比べてもさほど違和感は感じられなかったです。専業主婦の妻が夫に敬語で話したり派手な接待を受けたり、現代とのギャップはむしろ面白く感じました。。

どんな状況に置かれても腐るのではなく、自分の良心に従って今できることを最大限やり、他人の評価を上げることではなく、自分を喜ばせるために前へ進むことが幸福につながるのだと感じました。

メガバンク絶滅戦争

メガバンク内の旧行ベースの覇権争いが原因で銀行の存続危機を招き、米国のファンドが乗っ取ろうとするが、二人の男がなんとか危機を乗り越えるために立ち向かう話。

日本国債の暴落が起き、日本の政治・官僚・金融業界の欲望と怨念が混沌となっていく様子がテンポよく描かれていて、最初から最後まで目が離せないです。

さすが金融機関出身の著者だけあって、業界の実情やマーケットの状況を的確に描写し、起きてもおかしくないことがリアルに描かれ、ちょっとした教科書以上に勉強になりながら楽しめる一冊です。

ドッグファイト

アメリカでネット通販で圧倒的な力を見せるスイフト社と、その商品配送を請け負う日本最大手の運送会社コンゴウ陸送のビジネスを巡る戦いの物語。アマゾンとヤマト運送を彷彿とさせます。

スイフト社に飲み込まれそうになりながら新しい事業を切り開いていくコンゴウの姿はとても勇気を貰えたし、読んでいて感情移入してしまいました。

極端な合理主義の闘う姿や、過疎地の問題に活路を見出だす中で、物流業界の苦労や知恵を絞り、ビジネスチャンスの発見や駆け引きが痛快で、リアリティーがありました。読みやすいお仕事小説です。

校閲ガール

憧れのファッション誌の編集者を希望し出版社に就職した主人公だったが、校閲部に配属され。苦手な文芸書の仕事に向かう中で、校閲のやりがいと楽しさを見出しながら成長していく物語。

校閲の仕事内容に関する知識や始終明るい内容で、個性的な登場人物とテンポの良い会話でマンガのような感覚で読めるのでスラスラと進められ、笑って読めて楽しい一冊です。

今まであまり知られることの無かった校閲の仕事が、地味だけどすごい功労が分かって、本にはたくさんの人の想いが載せられてるmmだと感じました。感謝しながら本を読みたいと思えます。

アキラとあきら

零細工場の息子「瑛」と、大手海運会社の御曹司「彬」の二人が主人公。同い年で同じ「あきら」という名前だが、育った環境はまるで違う二人が出会い、それぞれの宿命を背負いながら大きな壁を乗り越えていく物語。

それぞれの主人公がとても魅力的で、幼少期から始まる物語で二人が絡んでいく様子が面白く、ワクワクしながら一気読みでした。立場や環境が違っていても、聡明で人間味溢れる二人の生き様はかっこいいです。

結構分厚いのに、終わってしまうのが惜しいくらいどんどん読み進められる一冊。池井戸潤さんの作品は爽快な読後感があり、心地よいです。。

巨大投資銀行

都銀からウォール街の米投資銀行に転職した金融マンが困難を乗り越えながら成長していく物語。かなりリアリティのある本格経済小説です。

専門用語は多いですが、かなりざっくりとした説明をつけてくれているので、理解しやすいですし、特にわからなくてもストーリーが面白いので楽しめます。バブル期を舞台にノンフィクションに近いストーリー展開。

投資銀行を理解する上でもとても参考になる経済小説で、最後に用語集もついているので、金融について学ぶにはかなり良いです。楽しみながら簡単に金融の勉強したい人にもお勧めです。

ラストワンマイル

郵政民営化によって事業を圧迫され、提携会社からも契約解除を突き付けられるが、運送会社の社員である主人公が新しい発想で様々な困難を乗り越えていく物語。

大口取引先からの取引打切り勧告が次々と起こり、絶望的な状況を打破していく様子がとても面白く、ワクワクする展開にどんどん読み進められます。理不尽な値下げ要求に対して、値下げ対応ではなく新しいチームを立ち上げて、危機的な状況を打破していく痛快な小説。

「安定は情熱を殺し、緊張、苦悩こそが情熱を産む」の言葉にはハッとさせられました。アイデアを具現化させていく過程の、登場人物たちの不安と高揚が手に取るように伝わってくる描写が秀逸です。

七つの会議

ある企業のパワハラなどの隠蔽が様々な人物の視点から明らかになっていく物語。短編集と思いきや全ての視点が作中で繋がっていくストーリーです。

不正なんて絶対許せないとは思うけど、実際に自分がその局面に直面したら絶対にしないって言い切れるだろうか。不正はしてなくても、隠蔽しないって言い切れるだろうか。自分ならどうする?と場面ごとに繰り返し考えてしまいました。

登場人物の生い立ちや、その人生の中で形成された劣等感、ひがみ、人間の闇の部分が細かく描かれていて、とてもリアリティーがあったし、人間らしさを肌で感じられました。すごく面白いです。

あとがき

いかがだったでしょうか?自分とは違った職種の話を読むのは面白いですし、勉強にもなりますよね。

まだまだオススメのお仕事小説があるので、随時更新していきたいと思います。

読んで頂きありがとうございました!

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