スポーツ小説 おすすめ10選【スポーツ好き必見】

スポーツ小説の登場人物は爽やかで熱くて、読んでるだけで元気がもらえますし、読むたびにスポーツっていいなって改めて感じさせてくれます。

今回はおすすめのスポーツ小説を紹介します!

ぜひ面白そうだなと思ったら読んでみてください!

スポーツ小説 おすすめ10選

イレギュラー

水害で仮設住宅に避難を余儀なくされた山奥の小さな村で、村民の期待を背負って練習もままならない野球部が甲子園を目指す物語。震災被災者の生活と高校野球を絡めた心温まる一冊です。

失った者と受け入れる者、崖っぷちからなんとか這い上がろうとする人の希望に心打たれます。クスっと笑ってしまう部分もあるし、悲壮感は感じないけれども、いろいろ考えさせられる深い物語でした。

魅力的な登場人物がたくさん登場する中で、野球を通じて人としての繋がりを描いていて、特に野球に青春をかけている球児たちに全面的に協力する大人たちの言動に感動しました。

 

1985年の奇跡

落ちこぼれ野球部がエース活躍で試合に勝ったのを機に、野球に対する姿勢が変わり奮起していく青春物語。野球はもちろん、高校生活にも焦点を当ててあるので、彼らの高校生活を一緒になって楽しめます。

途中で何度も笑ったし、最後は胸が熱くなってしまいました。主人公の言動に思わず心の中で応援してしまい、早く先を読みたくてページをめくりました。登場人物がいきいきとしていて、テンポのいい分かりやすい文体で情景が目の前に広がってきます。

野球部だった人も、他の部活だった人も、きっと自分の青春時代の部活の懐かしい記憶が蘇り、読み終わった後は、あんなこともあったなって思い出を楽しめるはずです。

ラストダンス

プロ野球にドラフト2位で期待されて入団しながらも、準レギュラー止まりである捕手の樋口。それと対照的にドラフト5位で入団したが、エースとして活躍してきた真田。入団直後にバッテリーを組んで以来ほとんど話しをしてこなかった二人が、40歳となり引退を目前に再びバッテリーを組んで大勝負に挑む物語。

引退を迎える選手の複雑な心境や、手に汗握る最終戦の試合模様、一球一球に全てを捧げるバッテリーの息遣いが丁寧に描かれて、躍動感あふれるストーリーにページをめくる手が止まらない。

捕手目線、投手目線、どちらも自分がまさにその場にいるような感覚になりました。特に後半の緊張感はドキドキしながら読み進められました。

熱球

弱小野球部が後一歩で甲子園に届くというところで、悲惨な出来事により甲子園の夢は叶わず、現実からも故郷からも逃げた主人公。時を経て、38歳となった主人公が一人娘をつれて故郷へ帰ってきた元高校球児の人生再出発の物語。

帰郷、青春時代、家族というテーマの中で、過去と向き合いながら葛藤する主人公の細かい心情の揺れが丁寧書かれています。みんな何かを必死で乗り越えようとしている姿を見て、中年ではあるけれど青春してるなって感じました。

自分を応援してくれる誰かがいるのはとても幸せなことであり、自分もそうできる人間でありたいと切に思いました。自分のことから逃げずに向き合うこと、帰る場所があるということが、どれだけ幸せなことか教えてくれました。

チーム

大学箱根駅伝の学連選抜チームが、優勝を目指して奮闘する物語。学連選抜とは、予選で敗退した大学の中から、個人の成績優秀者が集まって結成されるチーム。

往路復路でどの選手がどこを走るのか、並走してる選手同士の駆け引き、いくら調整していても当日のハプニングが付きものの箱根駅伝。ほんの少しリズムが崩れただけで違和感が生じ、針を刺したような痛みに変わり、やがて全身を蝕んでゆく過程の迫力に圧倒されました。なんて繊細なスポーツなんだろうと。

決して長くない走りの中には相当の努力や決断があり、駅伝中の痛みの描写に至るまで丁寧に描かれています。最後までワクワクと緊張で一気に読める一冊。おすすめです!

風が強く吹いている

寛政大学の結成したばかりの弱小陸上部が、たった10人で箱根駅伝を目指して奮闘する物語。

登場人物一人一人が、苦しみながら走ることを通して何かを掴み取っていく姿はとてもリアルで、頭の中で情景がはっきりと浮かんできました。みんなのドラマが丁寧に描かれていて、分厚い本だけど夢中でスラスラと読めました。

勝利や目標、結果というものは、決して一つの基準のみから定義できるものではないこと。結果や勝利だけでは、価値は測ることはできないし、測ってはいけないない。自分を信じ、強くなることが大切であると教えてくれる小説でした。

武士道シックスティーン

勝つことに命を懸ける武士のような香織、好きで剣道をやっている天然ボケな早苗。全く違う角度から剣道を愛する2人は、お互いに刺激し合って成長していく。青春スポ魂物語。

二人が共に行動する場面では性格が対照的であるため、事象のとらえ方や心情の違いに思わずクスッと笑ってしまうところが個人的にとても良かったです。

自分にないものを相手の中から見出して、受け入れて距離を縮めていく過程がすごく良い。 誰しも自分で成長してきたように思っても、実は他人の力によるところがとても大きい。そう感じさせてくれる一冊でした。

DIVE!!

オリンピック出場を目指し、高飛び込み競技に全てを賭ける青春スポ魂物語。中高生にして味わう才能の有無、マイナー競技の現実、世界実力者の壁、さなざまな葛藤。それでも飛び込みに賭ける彼らの姿に胸を打たれます。

学校生活や恋愛に友達などのさまざまな誘惑を跳ね除けて、飛び込み競技に打ち込む少年たちが成長していく様子が繊細に描写されていて、とてもリアルに感じました。

一人一人のキャラクターがとても魅力的で、違う悩みを持ち、向き合う姿勢は勇気を貰えます。心情表現がとても上手く、自分の学生時代を思い出しながら、共感できるところもたくさんありました。

セブンズ!

女子の7人制ラグビーチーム・ブロッサムが地元開催の国体で優勝することと、オリンピック選手を育てることに全力を捧げる物語です。

ラグビーを幼い頃から愛しプレイし続けた姉と、秘めた才能に気づかずに宝の持ち腐れをしている妹。そんな姉妹の葛藤や、アスリートとしての苦悩を細かく描写しており、夢中になって読むことができました。

ストレートな青春スポ魂小説なので、スポーツ小説を読みなれている人にとっては少し直球過ぎる内容かもしれませんが、7人制ラグビーというあまり見ないジャンルの物語なので、新鮮さがあり楽しめました。

青森ドロップキッカーズ 

20代の社会人姉妹と、幼馴染の中学生コンビがカーリングを通して、葛藤しながら成長していく物語。主人公が体験教室から始めるので、ルールや用語もしっかり解説があるのでわかりやすい。

勇気を出してカーリングに出会い、いじめと決別し成長していく中学生の宏海。いじめのシーンは胸が締め付けられる思いですが、仲間を得て強くなった姿は心の底から笑顔になれました。カーリングの楽しさだけでなく、プロ選手の日頃のトレーニングの厳しさや大変さもしっかりと描かれていたのがリアル。実際のカーリングの試合をしっかり見てみたいと感じました。

『目に見えるモノはね、誰かに分けると、減ったり無くなったりするでしょ。でも、目に見えないモノは、その逆なの。誰かに分けてあげれば、どんどん増えていくのよ』。人としての生き方のようなおばあちゃんからの言葉が温かく、胸の中で何度も響きました。おすすめです。

あとがき

いかがだったでしょうか?スポ魂小説っていいですよね。登場人物の成長、緊張感は読んでいて最高に楽しいです。

興味があるものがあったらチェックしてみてください!

読んで頂きありがとうございました!

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